BOOKコーヒーが冷めないうちに川口俊和

Amazonより

とある街の、とある喫茶店の

とある座席には不思議な都市伝説があった

その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという

ただし、そこにはめんどくさい

非常にめんどくさいルールがあった

1過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない者には会う事はできない

2過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない

3過去に戻れる席には先客がいる

その席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ

4過去に戻っても、席を立って移動する事はできない

5過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、

そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ

めんどくさいルールはこれだけではない

それにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる

喫茶店の名は、フニクリフニクラ

あなたなら、これだけのルールを聞かされて

それでも過去に戻りたいと思いますか

この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった、心温まる四つの奇跡

第1話恋人結婚を考えていた彼氏と別れた女の話

第2話夫婦記憶が消えていく男と看護師の話

第3話姉妹家出した姉とよく食べる妹の話

第4話親子この喫茶店で働く妊婦の話

あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか

BOOKOFFで、目についたので購入。

4回泣けるというキャッチコピーがあり、私が涙したのは1回。

本好きな人にとっては、泣ける?となるのかなぁ、と。

でも、本がそこまであんまり好きじゃないけれども、ベストセラーって言われるから、ちょっと手に取ってみたよ、という人にとっては泣けたーと

なりそうな感じだなぁと思いました。携帯小説とか好きな人には入りやすい内容なのかな。

私が好きな話は第2話の夫婦。

周りの方の想いと、奥さんの覚悟と。

そして何より、旦那さんの思いやりが、あったかい。

お互いに、相手のことをよくみていた夫婦なんだろうなぁ。

だから、席をちょっと離して座っても、私が嫌なの?じゃなくてそういう照れ隠しをするところが愛しいみたいな感じとか。その行動を取るということは、私を妻だと思ってくれている証拠、みたいな。他の人からはわからないような行動を、夫婦という他人同士が一緒に寄り添って生きてきたから、理解できることなんだろうなぁ、いいなぁ、おい。みたいな感じで読んでいました笑